2016年04月16日

クーキー

『クーキー』
(監督:ヤン・スヴェラーク/製作国:チェコ共和国)

【あらすじ】
ピンク色のティディベア・クーキー。持ち主の少年オンドラ(オンジェイ・スヴェラーク)が喘息を起こすのではないかと心配した母親は、ボロボロのクーキーを捨ててしまう。町外れのゴミ集積場で目を覚ましたクーキーは、森を抜け、オンドラの待つ家を目指すが、集積場の監視役・ゴミ男が追いかけて来て…。チェコ産人形アニメーション。

【感想】
森の香りが漂ってくる。

緑豊かな自然の中、手作り感たっぷりのパペット(操り人形)の活躍を描いた作品。
人形劇操作師がチェコ伝統のマリオネット技術でクーキーたちを動かし、その後のポストプロダクションで糸を全て消したという。独特の動きは職人芸の賜物だったのか。

ぼろきれやゴミで作られたパペットは、どこか不気味で、さすがチェコ産。ヘルゴット村長なんて干からびた泥つきジャガイモみたいで、くしゃみが出そうになる。展開上、動物と共演するシーンも結構あり、犬や鳥にまつわるエピソードは微笑ましく、画も美しかったのだけれど、幼虫やナメクジの登場は、さすがに…。しかし、あえて作り込まない、ポンコツ感満載のデザインや動作は、自然の風景に見事に溶け込んでいた。意外なことに、アクションがダイナミックで見応えもあり、そこは得した気分だ。

一見ファミリー層向けの作品だけれども、思った以上に個性が強く、物語にもちょっとひねりがある。おまけに、チェコ語音声に日本語字幕。日本語吹き替えはないので、小さい子供にはハードルが高い。変わった物好きな大人向けの曲者人形劇だった。まさにブサカワ。


【関連リンク】
『クーキー』公式サイト
kooky(クーキー) - ポニーキャニオン
映画『クーキー』 - Facebook
映画『クーキー』 (@kooky_movie) | Twitter

Amanita Design.net
Samorost(サモロスト) - Amanita Design.net
machinarium(マシナリウム) - PLAYISM
Botanicula(ボタニキュラ) - PLAYISM

チェコ発の感動作が日本上陸!映画『クーキー』予告編 - YouTube
Kooky - English ver. Trailer - YouTube
Kuky se vraci - Trailer - Youtube
この作品はこうして作られました!映画『クーキー』メイキング - YouTube
 
 【作品情報】
邦題:クーキー
英題:KOOKY
原題:KUKY SE VRACI
製作年:2010年
製作国:チェコ共和国
オリジナル言語:チェコ語
時間:95分 
指定:G
映画賞:チェコ・ライオン賞―最優秀編集賞、最優秀音響賞、最優秀音楽賞、最優秀フィルムポスター賞/カルロヴィ・ヴァリ国際映画祭―審査員特別賞/カイロ国際児童映画祭―ベスト・アニメーテッド・フィルム賞/ピルゼン映画祭―ゴールデン・キングフィッシャー賞
劇場:公開(アンプラグド)
ジャンル:ファンタジー/コメディ/アドベンチャー/ファミリー/アニメーション
キーワード:操り人形/パペット/子供/ティディベア/自然/森林/廃棄物/廃材/動物/鳥/犬/昆虫/喘息/ブサカワ

≪スタッフ≫
監督:ヤン・スヴェラーク Jan Sverak
『コーリャ愛のプラハ』『ダーク・ブルー』『アキュムレーター1』

製作総指揮:―
製作:―
脚本:ヤン・スヴェラーク
原作:―
撮影:ブラディミル・スマトニー
編集:アロイス・フィサレック
音楽:ミハル・ノヴィンスキ
音響:―
録音:―
美術:―
グラフィック・アーティスト:ヤクブ・ドヴォルスキー
キャラクターデザイン:アマニタ・デザイン
衣装:―
関連:アマニタ・デザイン/アンプラグド

≪キャスト≫
オンジェイ・スヴェラーク/オルドジフ・カイゼル/ズディニェク・スヴェラーク
 
 
posted by dizzy-b at 23:44| Comment(0) | TrackBack(0) | カ〜コ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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